【9月21日】待ち遠しかった後期の茶道部活動が始まりました!
今日から東雲祭に向けて、【炉】のお点前が始まりました。
全員初心者の私たちなので、先生に丁寧に順番や道具の扱い方、角度などを教えていただきながら、練習をしています。
今日の掛け軸ではありませんが、以前の稽古で
【掬水月在手】(水を きくすれば 月 手に あり)
という、お軸を掛けていただきました。
様々な読み取り方があるそうですが、素敵だなと思った解釈をご紹介します。
昔、月は水を通して眺めるもだったそうです。
そこで昔の人は、月は遠く届かない存在だけれど、掬った手の中の水に月を映せば、月を手に入れることができる。と考えたそうです。
そこから、
『努力や工夫をすれば、遠くの目標も手に入れることができる』
また、水を掬うことは誰にでもできることから、
『誰にでも機会は平等に与えられており、自主的な行動によって結果を手に入れることができる』
といった、メッセージがあるそうです。
この言葉を大切にして、稽古も普段の生活も前向きに進んでいきたいなと思います。
〈今日のお花〉
秋海棠 (しゅうかいどう)
萩焼の花入れ