本日は新年最初の活動となりました。
日頃使用している着物類、道具類に感謝の気持ちをもちながら、着装部で長年使用している半襟の付け替え、衣紋抜きをつけるという作業を行いました。
衣紋抜きとは、着物を着付ける際に衣紋を抜いた状態が崩れるのを防ぐために用いるもので、首後ろのカーブ部分を開けて開きを作ることを言います。
長襦袢の背中心部分に半襟の上から縫い付けていき、まつり縫いで仕上げを行います。
長襦袢本体に縫い付けてしまうと衣紋抜きを引っ張る際に長襦袢を傷めてしまうため、半襟に縫い付ける形になります。
慣れない作業になりますが美しく着物を着付けるためには欠かせない作業になります。
着付けだけではなく、使用する道具類等の知識も身に付けていきたいと思います。