【本日の活動】
本日のお菓子
紅葉
本日のお茶碗
季節を少し先取りして、クリスマスを意識した柄
本日のお花
西王母(せいおうぼ)と照葉(てりは)
【西王母とは】
金沢で江戸時代末期に誕生した品種とされ、茶花として古くから親しまれてきました。
淡い桃色に外弁が紅色のぼかしが入り、筒咲きで中輪の一重咲きの、椿の一種です。
【神話上の「西王母」】
中国神話に登場する女神で、最初は人頭獣身の姿で描かれましたが、後に美しく仙女化されました。
周の穆王や漢の武帝に不老不死の仙桃を与えた伝説が有名です。
伝説で与えられた桃は3000年に一度実を結ぶとされ、「仙果」とも呼ばれます。
茶席での花は茶花(ちゃばな)と呼ばれ、華道から派生して発展したものといわれています。
椿は、冬はつぼみ〜季節が進むにつれ、少しずつ花が開いたものを使います。
季節感を重視し、また、お花で、空間のわび・さびを味わうことができます。
尚、椿は格が高いお花とされています。
【「照葉」の役割と特徴】
季節の表現: 晩秋から初冬の季節感を表現するために用いられます。
使用時期: 椿などと合わせて、10月から11月頃にかけて床の間を飾ります。
見た目の美しさ: 「照り輝く葉」という意味合いで、寒さに耐えて輝く葉の美しさを表します。
代表的な種類: ハシバミの葉のほか、モミジ、トサミズキなど様々な紅葉した葉が使われます。
大学の授業で、茶道部顧問の森本先生の「茶道の文化」という授業があり、毎回、茶道に関係するお話が聴けるので、茶道の奥深さを感じています。
お茶室で唯一生命があるのがお花であり、枝ぶりや開花の具合は一席ごとに異なり、同じお花には出逢えない、一期一会の精神が宿っていることを、初心者ながら感じています。
お稽古内容
東雲祭も無事終わり、また新たな気持ちでお稽古に参加し、基本に立ち返り帛紗さばきと盆略点前を教わりました。
皆、真剣な中にも和やかな雰囲気でお稽古に取り組んでいました。

